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2008年5月24日 (土)

竹小舞を掻く―甲州民家再生・土壁

甲州民家の再生で、切妻の土壁の部分を再生することになりました。

土台近くが、かなり傷んでいました。

土壁の土がなく、竹小舞がわずかに残るだけでした。080514__034

どのように再生させるのか見当もつきませんでした。

傷んだ部分を除去して、竹小舞を掻くことから始めました。

竹小舞を組み上げることを、掻(か)くと言うようです。

竹を割って、竹小舞の材料を作ります。

縦に並べて、細縄で貫(ぬき)に固定していきます。

細縄は、昔は手でなったものを使いました。

今は、祭用に使う市販の細縄を使います。

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この時大事なポイントがあります。

竹小舞の先を土台(2cm位)から離して固定します。

土壁が膨らむので、ひび割れを防ぐためだそうです。059

古い竹小舞とのつなぎ部分を横の竹小舞で固定します。

次々に横竹小舞を入れ、掻いていきます。

横竹小舞の中央から掻いていきます。

細縄での固定は、両サイドがポイントになります。

竹小舞の2本目を掻きます。

貫の下に竹小舞を掻きます。

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いろいろありましたが、竹小舞の完成です。

竹小舞の隙間の模様が、なかなか美しいものです。

うっとりしてしまいます。

HPで調べましたが、いろんな方法があるようです。

でも、甲州民家の壁は、このように掻いてあるようです。

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コメント

着々と進んでるね~!!
完成が楽しみです!!

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